2010年11月12日金曜日

最近描いた絵です

最新作は戦争画です。
戦争といっても昔の戦争はのどかなところもあったでしょう。何しろ兵の多くは雑兵で百姓の出稼ぎみたいなものですから、命のやりとりなど積極的ではなかったでしょう。

集団の行動となると統率が必要ですが、まあ・・本当に真剣になって戦う兵隊は5%、武将は手柄を取るのに頑張ったでしょう。

雑兵は長い槍で遠くからつついて戦うのが多かった。映画などではこんな光景にしたらおかしいので使いません。

下絵は黒のペンで線描きし、アクリル水彩絵の具で彩色しています。
この絵では色の具合が不満ですが、背景と空が気に入っています。

2010年10月31日日曜日

フジオモテ山猫発見!

富士山の裾野にて山猫発見「フジオモテヤマネコのクー」です。


2010年10月30日土曜日

朝霧からの富士

朝霧と富士山頂上はイラストボードの地の白を利用し、色抜きです。

富士山を背景に心がけました。 初めてトラクターを記憶で描いてみたが、うまくいった。

2010年10月9日土曜日

春の伊豆上空

上空すぎて細かい生活が描けない。

伊豆の山々から絵全体が緑が多くなってしまう。

そこで、春の桜風景にしてみた。


富士山も雪が残っている。

2010年10月3日日曜日

作成手順

作成手順の第二弾

伊豆からの富士を描こうと伊豆を回ってきた。

デッサン、頭の中で地図を描いて相関関係を考えつつ、大きさ角度を考慮して鉛筆を入れる。


そして、いくつかの確認をして下絵を整えた。

青色と緑が基調となるので、薄くアクリル絵の具を溶いて重ね塗り技法を試みた


あとは、黄色と茶色を使って、畑や崖などの部分に色を入れる予定



最後に、赤色系のピンクを散らばせて入れて鮮やかさを入れる予定だ

完成へ

こまかな部分と広い面の扱いの違いがわからなかった。空は夕焼けの西側(左方)とまだ青い空が残る東側の色を付けたい。

富士山も夕日が当たる場所と影の色付けを変えなければならない。影は一体何色にしたらいいのか? それに、小山の具合がわからない。のっぺりした山でリアル性が全くないのだ。


アクリル絵の具自体、初めての経験なので、基礎もわからない。富士山の色付けで失敗感が強い
工場が夕日に染まった色にしたいのだが・・・・強すぎるのじゃないかい?

白の絵の具の使い方がよくわからないが、使ってみることにした。チャレンジ。
そして、絵の具を乾かして翌日また筆を入れ、4日も掛かって色付けを完了した。

なんとか修正が効いたように見える。勉強になった、重ね塗りもいい味が出る。

2010年10月2日土曜日

製作手順

富士山を背景にして富士の街を描いた。

富士市は紙の工場があり地元では富士山と製紙工場の煙突が似合うか否かの論議があった。

富士山の伏流水を使って起きた産業である。
イラストでは象徴となる製紙工場と煙突、煙突の煙を入れた。

そして、今も岳南鉄道が吉原駅から江間という吉原市街を走っている。

田子の浦港は製紙チップを 水揚げしたが、しらすの漁港でもあるのだ。富士山3776mを登山するに0mから登るにはここの海岸に足を付けてから出発するのだ。

今回の富士山の絵は赤富士、夕刻の富士山を描いてみよう。

だからこのイラストでは夕刻の情景を表現した。しずかな時が止まった様なけだるい夕刻。
家路に着き、海岸でくつろぎ散歩する人を無表情で入れてみた。

 
 黄色のベースを塗る。初めてのアクリル絵の具を使うが、使い方がよくわからないのだ。
重ね塗りができるということで、赤と緑と青を基調色にしてみたい。


2010年9月26日日曜日

新作を試し描き



この絵は赤富士ですが私の絵のファンに差し上げました。

2010年9月22日水曜日

漢字はおもろい

日本では漢字のブームです。漢字検定は読み書き熟語など習得状況のレベルを認定しています。1級といえばもう特別の世界に入りますが、何と!私の知り合いの若い女性が取得していました。

私はこの範囲にはあまり興味がありません。元々団塊の世代の人間は今までずっと競ってきましたから試験というのは嫌いです。私の興味はその文字に含まれる意味の解析や字源の推理にあります。

古代文字は文明が発生したところで作られましたが、今もそのまま使用している文字はありません。しかし、漢字は三千年以上も前に作られ、象形文字などはそのまま基本的に現在も引き続いていますからすごいです。
 
 少し入ってみます。

例えば、車なども象形文字ですが、荷車を上から見た形です。
昔の道路は荷車が交通手段だったでしょう。 人は集団で暮らしますから生活物資の移動は2千年前も今も必要だったでしょう。

道路は道で「シンニョウ」は曲がりくねった道を象形しています。
そして、道には交差点もあって、それは「行」という字に結局なりました。
 道路を荷車が通行する姿が想像できますか?

衝突という字ですが、車と車が重なって「重」になっています。


連はさしずめ道に車がつらなっている字で表現したかったでしょう。
そうすると、右側にある様な字にしたかったと推測しますね。

「轟」きという字があります。「トドロキ」と日本読みしますが、こちらに取られました。
荷車はあまり大きな騒音ではなかったようです。

これが、馬が引く荷車や兵士の大群が通るのは大きな音がします。これも驫(とどろき)として馬が重なってます。

「連」は狭い道を静かにつながって道を行くというのか又は省略したのでしょう。

ともかく、漢字は想像力を逞しくして一文字を観察すると、永遠に共通する真実が含まれていればその漢字は消滅されないことになり、太古と同じ意味を表現しています。