2010年9月26日日曜日

2010年9月22日水曜日

漢字はおもろい

日本では漢字のブームです。漢字検定は読み書き熟語など習得状況のレベルを認定しています。1級といえばもう特別の世界に入りますが、何と!私の知り合いの若い女性が取得していました。

私はこの範囲にはあまり興味がありません。元々団塊の世代の人間は今までずっと競ってきましたから試験というのは嫌いです。私の興味はその文字に含まれる意味の解析や字源の推理にあります。

古代文字は文明が発生したところで作られましたが、今もそのまま使用している文字はありません。しかし、漢字は三千年以上も前に作られ、象形文字などはそのまま基本的に現在も引き続いていますからすごいです。
 
 少し入ってみます。

例えば、車なども象形文字ですが、荷車を上から見た形です。
昔の道路は荷車が交通手段だったでしょう。 人は集団で暮らしますから生活物資の移動は2千年前も今も必要だったでしょう。

道路は道で「シンニョウ」は曲がりくねった道を象形しています。
そして、道には交差点もあって、それは「行」という字に結局なりました。
 道路を荷車が通行する姿が想像できますか?

衝突という字ですが、車と車が重なって「重」になっています。


連はさしずめ道に車がつらなっている字で表現したかったでしょう。
そうすると、右側にある様な字にしたかったと推測しますね。

「轟」きという字があります。「トドロキ」と日本読みしますが、こちらに取られました。
荷車はあまり大きな騒音ではなかったようです。

これが、馬が引く荷車や兵士の大群が通るのは大きな音がします。これも驫(とどろき)として馬が重なってます。

「連」は狭い道を静かにつながって道を行くというのか又は省略したのでしょう。

ともかく、漢字は想像力を逞しくして一文字を観察すると、永遠に共通する真実が含まれていればその漢字は消滅されないことになり、太古と同じ意味を表現しています。